Last Updated on 2024年1月23日 by takasun0224
- アメリカ大学進学への手続きの仕方がわからない人
- アメリカ大学進学に必要な書類等を知りたい人
アプリケーション要件確認
まず願書(アプリケーション)を申請する前に、自分が入学要件に当てはまっているか確認してください。
入学要件はそれぞれの大学の公式ホームページより確認ができます。
英語ばかりだから読んでも分からないかもしれないと諦めないでください!
私の母校もそうですが、日本語ページが開設されている場合もあるので分かりやすいですよ。
主な入学要件としては、
学力、経済力、英語力が挙げられます。
学力
学力では日本の高校3年間の成績が問われます。
え!?
高校1年生〜3年生全ての成績が良くないとダメなんですか?
もう高校3年生で取り返しがつきません…。
取り返せますよ!
高校3年生の最後の最後まで成績向上を目指してください!
1年次、2年次の成績が悪くても、3年次の成績が伸びた場合、
数字だけで見ている大学側はどう思うでしょうか?
「3年次には勉強方法を見直して改善した生徒」など
真面目な生徒に思われませんか?
また、エッセイを書く際にもアピールポイントになります!
ですので、3年生の最後の最後まで成績向上を目指してください。
また、学校の先生に相談してみるのも一つの手だと思います。
高校からアメリカの大学に進学した生徒がいるとなると、高校側もアピールポイントになると思うので、成績向上に向けて何か策を練ってくれるかもしれません。
経済力
アメリカの大学に入学し、卒業するまでの経済力があるかどうか証明する必要があります。
後の項目でも説明しますが、4年制の大学の場合、4年間でどれだけの費用が必要か記載された書類にサインをする必要があります。
書類にサインする際、銀行から残高証明書を発行していただく必要があります。
アメリカの4年制大学の場合の費用については以下のリンクでも解説しているので参考にしていただければと思います!
アメリカ大学留学資金について英語力
アメリカの大学入学にはTOEFLやIELTSなどの試験で英語力を証明する必要があります。
アメリカの大学ではもちろん英語で授業が行われるため、
最低限の英語力が求められます。
大学によって必要な試験、スコアが異なりますので、
自分の希望する学校のホームページで確認してください。
私の母校の場合の求められる英語力については以下で解説しています。
海外大学進学に必要な英語力についてオンラインによる(アプリケーション)願書の申請
ほとんどのアメリカの大学では、オンラインによる願書の申請が可能です。
オンラインで、ユーザー名やパスワードを設定していきます。
※後程必要な情報になるためしっかりと管理しておきましょう!
ユーザー名やパスワードを入力した後、
事細かに自分について記入する項目があります。
かなり多くの項目があり、とても時間を要します。
コモン・アプリケーションと呼ばれる複数のアメリカ大学に共通の願書にて、ユーザー名、パスワードを作成することで、
記入の練習になるので、一度どのような項目が聞かれるのか確認してみてもいいと思います。
書類準備
- 銀行の残高証明書
- パスポートのコピー
- 英語技能試験の点数が証明できるもの
- 高校の卒業証明書・成績証明書
銀行の残高証明書
アメリカで学業生活を行うために十分な資金を持っているという証明が必要になります。
ほとんどの銀行で残高証明書を発行することが可能です。
残高証明書の発行には数日かかると言われています。
私の母校を参考にすると、1年分の約350万円を確保できるという証明があれば大丈夫そうでした。
大学によって金額が変わってくるので、それぞれの大学のホームページの情報を参考にしてください。
パスポートのコピー
何者なのか分からない人を大学に入学させるわけにはいかないので、自己証明書としてパスポートのコピーが必要になります。
パスポートには10年間有効なものと5年間有効なものがあります。
18歳未満の場合、5年間有効なパスポートしか作成できないのですが、
できれば18歳を迎えてから10年間有効なものを申請することをおすすめします。
私の場合、早生まれだったので早めにパスポートを作っておきたく5年間有効なものを申請したのですが、
途中で学部を変えてしまったため、5年間では足りなくなり、途中でパスポートを更新するため帰国する必要がありました。
そのような事態を回避するため、余裕のある方は10年間有効なパスポートの申請をお勧めします。
英語技能試験のスコア証明
アメリカの大学に入学できるだけの英語レベルがあるかどうかの証明をする必要があります。
主な試験としてTOEFL iBT、IELTSが挙げられますが、
どちらもスコア有効期限が試験日から2年間になっています。
TOEFL iBTについては、試験日前日までにスコアシートの送り先を設定できるようです。
設定し忘れたとしても、20ドルの手数料で追加でスコアシートの送付が可能です。
詳しいスコアシートの送付方法については、ETS公式ホームページを確認してください。
アメリカの大学入学に必要な英語レベルに達していない人は、入学前に語学学校に通います。
語学学校でしかできない経験もあるので、レベルは到達していても、半年だけ語学学校に通うという選択肢もありだと思っています。
高校の卒業証明書・成績証明書
アメリカの大学に入学申請する際、高校の成績証明書、卒業証書が必要になります。
そして、どちらも英語で記載されている必要があります。
成績証明書には以下の内容が含まれている必要があります。
- 氏名
- 生年月日
- 入学年月日(高校に入学した日)
- 卒業年月日(見込み)
- 高校3年間すべての教科と成績
- 校長先生のサインと名前
- 学校の印鑑(正式であると証明するため)
また、卒業証書には以下が含まれている必要があります。
- 氏名
- 生年月日
- 入学年月日
- 卒業年月日
アメリカの大学の場合、入学時期は9月になるので、卒業後の申請で問題ないと思いますが、
気になる方は大学の公式ホームページを確認してください。
まとめ
今回はアメリカ大学の入学要件、入学申請について解説しました。
それぞれの大学によって違いがあるので、最新の情報が欲しい場合は大学の公式のページを参考にするのがいいです!
今回のブログは参考程度に見ていただければと思います。
入学申請後もビザの申請などあるので、それについても今後のブログで解説しようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
また次回の記事をお楽しみください。