アメリカ田舎大学の「参加型」授業について

Last Updated on 2024年1月23日 by takasun0224

この記事で分かること
  • 参加型授業の概要
  • 一般教養授業と専門教養授業について
  • 参加型授業をうまく乗り切る対策方法

1. 参加型授業とは?

アメリカの大学での授業形式は、「参加型」であると言われています。

読者A
読者A

参加型授業とはどのような授業形態ですか?

Takahiro
Takahiro

簡単に言うと、

授業中に教授と生徒間での対話や生徒同士の対話を求められる授業形態のことです!

参加型授業と聞くだけでかなり不安になりますよね…💦

学生と上手く対話できるかな?教授から指名を受けたりしないかな?など…。

私も参加型授業の前だけ異常に緊張していたのを覚えています。

ですが、すべての授業が参加型ではありません

中でも、「General Study」と呼ばれる一般教養授業は”参加型”ではなく”講義型”の授業が多いです。

2. 全てが参加型授業ではない? 一般教養授業(General Study)と専門教養授業

一般教養授業とは、学部や学科に関係なく受講する生徒が多いため、大きい授業だと50人前後、小さい授業でも15〜20人と、比較的規模が大きいです。

このように規模が大きい授業だと、”講義型”の授業が多く、教授との対話や生徒間の対話がありません。

具体的な授業の一例として、日本でいう国語、数学、理科、社会が挙げられます。

反対に専門教養授業とは、ある特定の学部や学科の生徒が受講する授業です。

その専門教養授業の中でも、同じ学部生が受講する大きめの授業と、同じ学科生のみが受講する小さめの授業があります。

学部と学科について少し説明させていただくと、

複数の学部によって大学が構成されており、その学部の中に複数の学科が存在します。

私の場合、運動学およびスポーツ科学部運動科学部に所属していたので、運動科学部に所属する生徒が受講するものは規模が小さめの授業になります。(下の図のようなイメージです。)

3. 参加型授業が多い学部や学科が存在!?私の学部と学科について

歴史学部、社会学部に比べて、私が所属していたスポーツ系の学部参加型授業が多い印象があります。

というのも、スポーツ系の学部では、怪我の応急処置を勉強する授業やトレーニング方法を考える授業など、そもそも体を動かすことがある授業が多いです。

さらに個人的な印象ではありますが、スポーツ系の学部の教授はアクティブな人が多いです。笑

アクティブな教授がいると、授業中に急に指名されたりします…。💦

日本のSASUKEのような番組に出演している教授もいましたね。笑

読者B
読者B

参加型授業が多そうで不安になってきました…。

Takahiro
Takahiro

不安に思うことはありませんよ!

参加型の授業に対する、私なりのアドバイスがいくつかあります。

4. これだけ分かれば間違いない!参加型授業に対するアドバイス

参加型授業に対するアドバイス
  • 学期始まりの1、2回目の授業で話せそうな人を見つける
  • 授業終了後に教授と立ち話をする
  • 授業の予習と復習をサボらない

学期始まりのうちに話せる人を見つける

そのままの意味です!笑

目が合った時ににっこり微笑んでくれるような、笑顔が素敵な人を見つけてください。

タイミング的に、学期始まりのうちに話せる人を見つけるといいでしょう。

学期の中盤ぐらいで探そうとすると、グループができてしまっていて話しかけづらい場合があります。

個人的には、教室の後ろの方に座っている学生をターゲットにするといいと思います。

私は当時人見知りをするタイプだったので、教室の前の方に座っている堂々とした人たちには話しかけづらかったからです…。笑

授業が始まる前に、勇気を持って自分から話しかけてみましょう!

相手の立場になって考えると、留学生や外国人から話しかけてもらった方が話しやすかったりしませんか?

アメリカの学生も日本の学生と同じ人間です。

何を話せばいいかわからない場合は、簡単な自己紹介など、英語でもスラスラ言えるような文言を考えておいてもいいと思います。

授業終わりに教授と立ち話

次の授業がある場合は難しいかもしれないですが、一言だけでもいいので、授業終わりに教授に直接自己紹介をしましょう!

学期始めの授業ではクラス全体に対して、自己紹介をすることがあります。

ですが、教授に名前を覚えてもらうために、面と向かって再度自己紹介しましょう!

名前を覚えてもらうことで話しかけてくれることが増えたり、また授業について質問したい場合もフレンドリーに話してくれるようになったりします。

私の母校では、日本人留学生も多くいたので、日本人に慣れている教授もたくさんいます。

学生ではなく現地の大人に話しかけ、話しかけられることで自分に自信が持てるようにもなります。

話しすぎて次の授業に遅れることだけは避けましょう!笑

授業の予習と復習をサボらない

先ほどもお話ししましたが、授業中に指名されることがあります。

そのため、授業についてある程度知っておくことで、指名された時スムーズに返答することができます!

前の授業内容について聞いてくる教授もいれば、これからの授業内容について触れてくる教授もいます。

そのため、復習だけでなく予習もこなすことで、網羅的に対策することができます。

教授の質問に速やかに返答することで、教授からの印象も良くなることでしょう!

5. まとめ

参加型授業その対策についてお話ししました。

日本人の特性上なのか、この参加型授業に対して苦手意識がある人が多いと思います。

私が実際に経験した環境を基に、参加型授業に対するアドバイスをさせていただきました。

私自信、参加型授業によって多大な自信が得られました!

海外大学進学中や在籍していた方の目がキラキラしていると感じるのは、この参加型授業を経験し、大きな自信を得たことも要因の一つではないかと思っています。

自分なりの対処法がある方もいると思いますが、一例として頭の片隅に残していただけたら嬉しいです。

Takahiro
Takahiro

ここまで読んでいただきありがとうございます!
では、またお会いしましょう!

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